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大迫、U―22初招集へ!ロンドンへメンバー再編

[ 2011年3月9日 06:00 ]

ランニングをする(左から)大迫、青木、伊野波

U―22国際親善試合 日本-ウズベキスタン

(3月29日 国立)
 鹿島のFW大迫勇也(20)が29日の親善試合ウズベキスタン戦(国立)で、12年ロンドン五輪を目指すU―22日本代表に初選出される可能性が高まった。日本協会関係者によると、関塚隆監督(50)は2月に行われたU―22日本代表の中東遠征で大迫の招集を検討していたが、元日の天皇杯決勝に出場したことを考慮して断念した経緯があり、既にウズベキスタン戦で招集する方針を固めているという。

 鹿島の若きストライカーが、満を持して関塚ジャパンの一員に加わる。日本協会関係者によると、関塚監督が29日のウズベキスタンとの親善試合に大迫を初選出する方針を固めたという。関塚監督は当初2月の中東遠征(4~13日)で大迫の招集を検討していたが、鹿島が元日の天皇杯決勝に進出したことで断念。中東遠征に向けて始動すれば、オフが短縮されることになるだけに、大迫のコンディションを考慮しての決断だった。日本協会は中東遠征メンバー発表前に鹿島サイドに、天皇杯決勝に出場した選手の招集を見送る旨の連絡を入れている。

 プロ3年目の大迫は初めてリーグ開幕戦で先発起用され、6日の大宮戦で興梠と2トップを組んだ。2月26日のゼロックス杯・名古屋戦にも先発しており、常勝鹿島でFWの定位置争いをリード。「ロンドン五輪は目標だけど、今はまだ考えられない。まずは鹿島で試合に出続けることが重要」と話している。

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2011年3月9日のニュース