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狙っていた長友「最初からシュートで終わるつもりだった」

[ 2011年3月7日 08:11 ]

ジェノア戦の後半、移籍後初ゴールを決めるインテル・ミラノの長友

セリエA第28節 インテル・ミラノ5―2ジェノア

(3月6日)
 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(24)がセリエA初ゴールを決めた。

 「ホームで(初得点を)決められて、こんなに素晴らしいことはない。監督からはまずは守備から入って、それから持ち味の攻撃をやっていけと言われた。(ゴールの場面は)最初からシュートで終わるつもりだった」。長友は興奮冷めやらぬまま一気に喜びを口にした。

 前節2月27日のサンプドリア戦は移籍後初めて右サイドバック(SB)でプレーして2―0の勝利に貢献し、ビッグクラブでも両SBで通用することを証明した。出場停止だったブラジル代表DFマイコンの代役だったが「僕が目標にしてきた選手でもありますけど、代わりとは言われたくない。マイコンでも長友でも変わらないと言われるぐらいになりたい。そのくらいのパフォーマンスをしたい」と話していた。マイコンが復帰したこの試合はリーグ戦4試合ぶりの先発落ち。先発を奪回するためにも大きなアピール弾だった。

 チームは逆転勝ちで連勝を4に伸ばして、首位ACミランを勝ち点5差で追走。「みんな、気合が入りまくっている。僕もそうだし、セリエAで優勝したい」と長友。逆転Vでの史上初のリーグ6連覇に、長友の存在は欠かせない。

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