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2億円オファー蹴った憲剛「相馬さんのやりたいサッカー体現を」

[ 2011年2月23日 08:39 ]

悲願の初タイトル獲得を目指す川崎FのMF中村憲剛(右)

3・5開幕!J1キーマン

 川崎Fの初タイトルへ、MF中村憲剛(30)が熱い思いを胸にチームをけん引する。08年から2年連続で2位、優勝が期待された昨季は5位に終わりACL出場権を逃した。オフには海外移籍の話が浮上。トルコの強豪カイセリスポールから総額2億円の獲得オファーがあったが「フロンターレでタイトルを獲りたい」という強い思いから残留を決めた。

 今季は相馬新監督を迎え、新人を含め8人が新加入。1月のアジア杯日本代表メンバーから漏れ、チーム始動日からハードトレーニングに励んでいる。「久々に筋肉痛を抱えながらの練習」と苦笑いするが、その表情は明るい。これまでは代表合宿などにより「体がすり減っていく感じ」と体力はいつもギリギリの状態だった。新指揮官の下“予測不可能”という練習メニューを黙々と消化し、徹底的な体の土台づくりに取り組んでいる。

 新戦力の加入により、紅白戦や練習試合では2列目で起用されることが多い。「相馬さんのやりたいサッカーを体現するだけ。同じ方向を向いてトライすることが大事」。従来のボランチに加え、より攻撃的な役割を求められる機会も増えそうだ。「もう上から4番目だよ」とぼやくチームリーダーが優勝のキーマンになるのは間違いない。

 ◆中村 憲剛(なかむら・けんご)1980年(昭55)10月31日生まれ、東京都小平市出身の30歳。中大から03年に川崎F入団。04年にJ2優勝に貢献し、05年からJ1でプレー。J1通算186試合28得点。日本代表デビューは06年10月4日ガーナ戦で、通算52試合5得点。1メートル75、66キロ。血液型O。

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2011年2月23日のニュース