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海外組の体調考慮…3月招集に異例の個人面談 

[ 2011年2月22日 06:00 ]

 ザッケローニ監督が3月25日のモンテネグロ戦(静岡)、同29日のニュージーランド戦(国立)の代表招集に関し異例の個人面談を行う方針を固めた。「みんな招集したいが、フィジカルの疲れている選手、準備のできていない選手もいる。選手と対話を持ちながら、ぎりぎりのタイミングまで悩んで決めたい」と明言した。

 自らの休暇期間中も複数の日本人がプレーするドイツ、長友や森本のいるイタリア、さらに欧州CLをスタッフと手分けしながらチェックし状況を把握している。きょう22日には再びイタリアに戻るが、J開幕直前の3月初旬には再来日し、その後は精力的に国内を行脚する予定。面談方式は欧州組が国際電話、国内組は直接訪問の形をとることが有力だ。

 また指揮官は「欧州組と国内組を分けては考えていない」とも明言。親善試合となる3月の2試合については、あくまで面談を重視した選考を進める方針で欧州組に対する無理な“強行招集”は避ける意向。結果的に選手層の拡大には不可欠な国内組からの選考が増えることになりそうだ。

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2011年2月22日のニュース