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岡崎、細貝、槙野…Jクラブに見返りのない“0円移籍”

[ 2011年2月20日 09:32 ]

 日本代表FW岡崎慎司(24)をめぐるJ1清水とシュツットガルトのトラブルを受け、Jリーグや日本協会などに海外移籍に関する知識と認識の再確認をするように要請した日本サッカー協会の小倉純二会長(72)。問題の背後には、多くの日本人選手が移籍金なしで欧州へ移籍していることがあり、同会長も「Jのクラブもきちんと(移籍金の設定や違約金を得られる)複数年契約を結ばないといけない。このままでは日本は選手を獲得しやすい国になる」と訴えた。

 この冬は岡崎だけでなく細貝(アウクスブルク)、槙野(ケルン)も“0円移籍”で欧州に渡った。移籍金が必要となれば移籍自体が実現しにくくなるが、現状はJの中心選手が安値で買い取られている。Jの空洞化を防ぐためにも、移籍に関する認識を深めるのは急務と言える。

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2011年2月20日のニュース