アジア大会得点王は意外に謙虚? 永井「先輩の意見を聞いて…」

[ 2011年2月18日 15:00 ]

王者・名古屋に“スピード”をプラスするFW永井謙佑

3・5開幕!J1キーマン

 昨季J1初優勝を果たしたピクシー名古屋に、鳴り物入りのルーキー・永井が新たなアクセントを加える。U―22日本代表の中東遠征に参加してチームへの合流が遅れており、現状では2列目の控えの可能性が大きい。だが、その潜在能力は誰もが認めている。50メートル5秒8の俊足でDFの裏へ抜け出してゴールに迫る。決定力の高さは優勝した昨年11月のアジア大会で得点王(5得点)になったことで実証済み。昨季はケネディや闘莉王の高さを最大限に生かしてリーグ初優勝を遂げたが、今季は永井の速さが新しい武器に加わる。

 福岡大での最終戦となった昨年12月23日の全日本大学選手権準々決勝の関大戦で退場したため、26日の富士ゼロックススーパー杯・鹿島戦は出場停止処分の消化で欠場。だが、3月1日にはACL1次リーグ初戦のアウェー・杭州緑城(中国)戦が組まれており、そこがプロの第一歩になる可能性は十分だ。

 ボランチのダニルソンが右第5中足骨骨折で開幕絶望となったのはチームにとって誤算。それだけに新戦力にかかる期待は大きい。「1日1日を大切にすればチャンスは来る。世の中にはルールがあるのでプレー以外でも先輩の意見を聞きプロ生活を始めたい」。大学時代から日本代表に入るなど注目度は群を抜いている永井だが、謙虚な姿勢を忘れずにプロの世界へと飛び込む。

 ◆永井 謙佑(ながい・けんすけ)1989年(平元)3月5日、広島県生まれの21歳。幼少期をブラジルで過ごして本場の技術に触れる。福岡大3年時の10年1月、アジア杯予選のイエメン戦で日本代表デビュー。昨年は神戸の特別指定選手としてプレーし、10クラブ以上の争奪戦の末に名古屋入りした。1メートル77、74キロ。利き足は右。

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