U―22完封で遠征締め!新戦力トリオも共演

[ 2011年2月13日 06:00 ]

<バーレーン・日本>前半、指宿のヘッドが相手のオウンゴールを誘い先制する

 12年ロンドン五輪を目指すU―22日本代表は12日、バーレーン国立競技場でU―22バーレーン代表と対戦し2―0で快勝した。前半44分に右CKからオウンゴールで先制。後半終了間際に山崎が2点目を決めた。9日の敵地クウェートA代表戦で0―3と崩れた守備陣が踏ん張り完封した。4日に日本を出発した中東遠征は全日程を終了。チームは13日に帰国する。

 中東遠征初ゴールは関塚ジャパン初招集でこの試合で初先発した宇佐美、指宿、小野の新戦力トリオが絡んで生まれた。

 前半44分、再三左サイドを崩してチャンスをつくっていた宇佐美がドリブル突破して得た左CK。1メートル94の指宿が長身を生かして頭で流したボールが、小野と競り合った相手選手の足に当たって先制のオウンゴールとなった。「(チームとして)1点取れたし最低限の結果は残せた」と指宿。宇佐美は「自分の出来栄えは50点。もっとアピールできればよかった」と言いながらも「前半は仕掛けられたし(左MFの)やり方はつかめた」と手応えを口にした。後半47分には山崎がPKを決めて2―0。快勝で遠征を締めくくった関塚監督は「無失点に抑えられたし(攻守の)切り替えや球際の強さなど中東勢相手に必要なことをやってくれた」と評価した。

 0―3と完敗した9日のクウェートA代表戦から中2日。関塚監督が“ザック流”でチームを立て直した。大敗から一夜明けた10日、選手を1人ずつ呼んで約5分間ずつ“青空面談”を行った。「試合はどうだった?」と選手の考えを聞きつつ細かい指示を与えた。ザッケローニ監督と同じスタイルで選手との距離を縮めた。

 6月から始まるロンドン五輪予選の予行演習だった今回の遠征では貴重な経験を得た。サウジアラビア戦が“ドタキャン”となり、この試合の使用球はJ公式球より空気圧が低かった。指揮官は「いつもの感覚で蹴れなかった。少ない観客、ゆっくりからスピードアップする中東のリズム、ピッチの悪さ、判定など実体験できたのは大きい」と振り返った。その全てを五輪切符獲得につなげる。

 ▼関塚監督 無失点に抑えられたし、(攻守の)切り替えや球際など、中東勢相手に必要なことをやってくれた。

 ▼FW永井 新しい選手ともコミュニケーションが取れたし、今後の大会を戦う上で良い材料になる。

 ▼MF宇佐美 前半は自分のプレーが出せた。後半はもっと仕掛けたかった。

 ▼MF水沼 初めて組む選手が多かったけれど、徐々にお互いを分かり合って、後半は良くなった。自分自身はもっとシュートを打ちたかった。

 ▼原技術委員長 この時期に中東に来られて、クウェートともやれたし、ピッチの状態や(相手寄りの)判定とかそういうものをいろいろ経験できたと思う。ケガ以外の選手を全員使って見極めもできた。

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