新人ＤＦ林“ミナト神戸の長友になる”

　ミナト神戸の長友になる。神戸のルーキーＤＦ林佳祐（２２＝同大）が鹿児島キャンプ１０日目の９日、「すごく参考になるし、いつか長友選手のようになれたらいい」と誓った。

　同じ左サイドバックだけに、アジア杯でも注目。「小柄だけど体の強さ、運動量、守備は参考になる。長友選手のプレープラス自分の左足を加えたい」。林は１メートル６５とチーム一小柄ながら、インテルに移籍した先輩も１メートル７０と決して大きくない。前日８日の練習試合では左ＭＦでプレーしたＦＷ大久保に何度もアドバイスを受けた。

　７日の宮本の誕生日には即席芸も披露。“いじられキャラ”が確立した新人に対し、和田監督は「元気があるし、見ていておもしろい」と期待を寄せた。

　◆林　佳祐（はやし・けいすけ）１９８８年（昭６３）７月２５日、兵庫県三田市出身の２２歳。Ｃ大阪ジュニアからＣ大阪ジュニアユース、藍中サッカー部を経てヴィッセル神戸ユースでプレー。今季より同大から加入した期待のディフェンダー。１メートル６５、６２キロ。利き足は左。