長友デビュー戦は6日!同僚出場停止でチャンス到来

[ 2011年2月5日 06:00 ]

笑顔でユニホームを披露する長友

 インテル・ミラノの日本代表MF長友佑都(24)が4日、ミラノ郊外の練習場・ピネティーナで入団会見を行い、「憧れのチーム。光栄に思う」と移籍の喜びを語った。3日のアウェーのバリ戦ではベンチ入りしながら出場機会はなかったが、左サイドバックのDFキブ(30)が試合中に相手を殴ってリーグ戦4試合の出場停止処分。次節6日のホーム・ローマ戦で長友が先発デビューすることが濃厚になった。

 レオナルド監督から背番号「55」のネッラズーロ(黒と青)のユニホームを手渡された長友が、満面の笑みで口を開いた。「しっかりこのチームで試合に出て世界一になること。個人としても世界一のサイドバックになりたい」。ビッグクラブへの移籍を実現しても、長友は貪欲だった。

 6日のローマ戦で世界一に向けた第一歩を踏み出すことになる。初めてベンチ入りしながら出番がなかった3日のバリ戦で、左サイドバックの定位置を争うキブが後半14分に相手DFロッシを背後から殴った。試合では審判が見逃したが、殴った場面がテレビで放送されたため、キブは4試合の出場停止が決定。代わりに長友がローマ戦で先発する可能性が高い。ホームのジュゼッペ・メアッツァでのデビューに向け、長友は「プレーしたことはないが、素晴らしいスタジアムであることは知っている。だから早くプレーしたい」と意気込んだ。

 ローマ戦が初陣となれば運命の巡り合わせだ。昨夏にFC東京からチェゼーナに移籍した長友は昨年8月28日のローマ戦でセリエAデビュー。いきなりのフル出場でトッティらを封じて0―0のドローに貢献した。「イタリアに来て半年になるが、レベルの高い試合をやってきて成長してきている。確実に成長した自分を見せられると思う」。レベルアップした実力を因縁の相手との対戦で証明する。

 「日本人としてこのビッグクラブに来れて、ここで活躍して、日本のレベルを高めていきたい気持ちが強い。日本を引っ張っていきたい」。移籍後にザッケローニ監督から「おまえならやれるから頑張れ」と電話ももらったが、世界一のクラブで得た経験をザックジャパンにも還元していく腹づもりだ。

 会見では「インテルに来るのが夢だった」と流ちょうなイタリア語で話し、拍手をもらった。だが、本当の戦いはこれから。インテルで活躍して世界No・1のサイドバックへ。長友の夢にはまだまだ続きがある。

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