A代表5発の“お返し”…U―22サウジ戦消滅

[ 2011年2月5日 06:00 ]

成田空港に到着し出国検査場へ向かう小野(左)と宇佐美 

 ロンドン五輪を目指すU―22日本代表は4日、成田発の航空機で中東遠征に出発したが、この日になって9日に予定していたサウジアラビアとの親善試合が中止となった。サウジアラビアサッカー協会がアジア杯での惨敗を受けて、全ての代表の活動禁止を決定したためで、ザックジャパンのアジア制覇の“余波”が思わぬ形で関塚ジャパンに降りかかった。

 U―22日本代表にとんだ災難が降りかかった。中東遠征への出発直前のこの日午前9時すぎ、サウジアラビア協会からの一報が届き、9日の試合ができないことが判明した。日本協会の田嶋幸三副会長は「サウジが全ての代表の活動を禁止することになった」と説明。なんとか試合ができないか掛け合ったが、返事は変わらなかった。

 サウジアラビアのA代表はアジア杯で1次リーグ3連敗を喫し敗退。大会期間中に監督が2度交代していた。それを受けてサウジアラビア協会は役員会を開き、全ての代表の活動禁止を決定。協会会長は更迭となった。

 6月にロンドン五輪アジア予選がスタートする関塚ジャパンにとって、中東勢と試合をする貴重な機会が減ってしまった。それでも13日までの遠征は予定通り行う。今後は12日に対戦予定のバーレーンと2試合やるか、バーレーンやUAEなどのクラブチームと試合を組めるように調整に入った。出国前に関塚監督は「広州アジア大会から何人か入れ替わったが、新しい戦力を入れてパワーアップしたい」と語っていただけに、サウジアラビア戦の消滅は大きな痛手だ。

 アジア杯では岡崎のハットトリックもあり5―0と大勝、優勝へ弾みをつけたサウジとの一戦だったが、U―22日本代表が思わぬ形で“お返し”を食らった。

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