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レアルVSバルサ 決勝でクラシコ実現

[ 2011年2月4日 06:00 ]

 スペイン国王杯は準決勝第2戦の2試合が2日に行われ、レアル・マドリードはセビリアを2―0で下し、2戦合計3―0で7季ぶりに決勝に進んだ。宿敵バルセロナも2戦合計8―0でアルメリアを下し、決勝でのクラシコ実現が決まった。

 <Rマドリード>マンチェスターCから移籍したFWアデバヨールが加入2戦目の初得点で勝利に貢献した。後半38分から出場し、ロスタイムに右クロスを胸でトラップして右足ボレー弾。「ホーム初めての試合で得点できてハッピー」と笑った。21季ぶりの決勝クラシコで18季ぶりの優勝を狙うモウリーニョ監督は「決勝時にはリーグ戦と欧州CLでも順調であることを望む」とリーグ首位バルセロナを逆転しての3冠に意欲を示した。

 <バルセロナ>FWメッシやMFシャビら主力を温存しながら敵地で快勝した。前半35分にDFアドリアーノが先制点を挙げ、後半にも2点を追加。2季ぶりの優勝を狙うグアルディオラ監督は「3年で2回の決勝進出は選手が素晴らしい活躍をしてくれたおかげ」と控えを含めたイレブンを称えた。4月20日の決勝3日前にはリーグ戦でレアルとの対戦もあり、連勝で宿敵に引導を渡す絶好の機会となりそうだ。

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2011年2月4日のニュース