アジア杯Ｖ弾男に刺激！磐田ＭＦ菅沼「自分も目指さなくては」

　磐田のＭＦ菅沼が“時の人超え”を誓った。１月２９日のアジア杯決勝オーストラリア戦で決勝弾を決めた日本代表ＦＷ李忠成とは柏時代のチームメートで同い年。「代表の合宿前に“頑張ってこいよ”と電話しました。同世代が頑張っているので、負けたくないと思う。自分もあそこを目指さないといけない」。北京五輪予選Ｕ―２２日本代表に選ばれており、当然Ａ代表は菅沼にとって目指すべき場所だ。

　そのためにもまずは磐田で結果を残さなければならない。ＭＦ西の長期離脱を受け、右サイドハーフの定位置争いは群雄割拠。左サイドを得意とするが、昨季アウェー広島戦では右からＦＷ前田の得点をアシストしており、「違和感はない」と問題はない。

　この日は１対１や２対１、ミニゲームでも精力的な動きを見せた。「完全移籍１年目なので、大事な年。毎日が勝負だと思ってやっています」。昨季は柏時代の０４年以来Ｊ２を含めて国内リーグでは６年ぶりに無得点に終わった。友人に刺激を受けた背番号１５がサックスブルーのユニホームでのリーグ初ゴールを狙う。