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ザック監督と師弟関係 レオナルド監督「長友はビッグクラブに値する選手」

[ 2011年2月3日 07:02 ]

インテル・ミラノに加入し、移籍後の初練習を行う長友

 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で世界屈指の強豪インテル・ミラノに新加入した日本代表DF長友佑都が3日(日本時間4日未明)にアウェーで臨むバリ戦の遠征メンバーに入り、新天地でデビューの可能性が出てきた。日本になじみの深いレオナルド監督(41)は日本が優勝したアジア・カップで活躍した24歳の左サイドバックに期待を寄せている。

 元ブラジル代表選手の指揮官は94~96年にJ1鹿島に在籍し、華麗なスタイルのMFとして活躍。その後、セリエA優勝に貢献したACミランなどでも中盤でプレーしたが、94年W杯米国大会に出場したときは代表の左サイドバックだった。

 2日に行われたインテルの定例会見で「私が日本でプレーしたころと比べると、日本はものすごく成長した。それはアジア・カップの重要な結果を見れば、はっきり分かる」と断言。長友は欧州王者のインテル史上初の日本選手となったが「長友はビッグクラブに値する選手」と評価した。

 その日本代表をアジア王者に導いたザッケローニ監督とは「師弟関係」だ。ACミランがリーグ制覇したときはザッケローニ監督の下でプレーした。「ずっと連絡を取り合っている」とレオナルド監督が言う間柄で、長友にとっては後押しになるに違いない。

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