インテルV圏残った!絶妙レオ采配で2点差逆転

[ 2011年2月1日 06:00 ]

<インテル・ミラノ―パレルモ>選手に指示を出すレオナルド監督

 イタリア・セリエA第22節の7試合が30日に行われ、インテル・ミラノが2点ビハインドからの逆転でパレルモに3―2で競り勝った。前半2失点も、レオナルド監督(41)が布陣を変更。サンプドリアから加入したイタリア代表FWジャンパオロ・パッツィーニ(26)が後半開始からデビューして2得点するなど絶妙の采配で苦境を切り抜け、優勝戦線に残った。

 レオナルド監督がハーフタイムに動いた。0―2で前半を折り返すと、数日前までサンプドリアのユニホームを着ていたFWパッツィーニ、ジェノアから獲得したMFカルジャを同時に投入。連敗危機にあったインテルを逆転勝利へと導いた。

 「これほど感動が多い試合ならいつだって歓迎するよ。選手が持ち味を発揮してくれた」と指揮官は笑顔で振り返った。

 前節ウディネーゼ戦で年明けの初采配から初めて敗れ、続くイタリア杯準々決勝ナポリ戦もPK戦でしのいだ。進撃は止まり、この日はMFスタンコビッチにコルドバとキブ両DFが出場停止。力量が問われた正念場で前半はキブの代役だった20歳の左サイドバック・サントンが再三突破を許して2点を先行された。

 しかし、ここで経験値が低い18歳のMFコウチーニョともどもベンチに下げると、安定感があるサネッティを左サイドバックに回し、守備にも秀でたエトオを最前線から左サイドへ。相手の右サイドを封じる一方で獲得したばかりの新戦力コンビを調整期間が短い中で大胆に同時起用した。後半12分にはパッツィーニがカルジャのアシストで反撃の口火を切り、同28分も同点ヘッド。イタリア代表はさらにPK獲得で決勝点を呼び「これ以上望めない」と笑った。

 ≪ジュリオ・セザールPK阻止で貢献≫GKジュリオ・セザールも勝利を支えた。1点差に追い上げて迎えた後半19分に相手MFパストーレのPKを左に跳んで阻止。終了間際も左足1本でスーパーセーブを見せた。左太腿負傷から昨年12月18日のトヨタ・クラブW杯決勝マゼンベ戦以来の復帰を飾った守護神は「素晴らしい1日になった」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「南野拓実」特集記事

2011年2月1日のニュース