×

CBコンビ役割果たすも…ここぞの集中力に課題

[ 2011年1月26日 06:00 ]

<日本・韓国>相手と競り合う今野(左)

アジア杯 準決勝 日本2―2(PK3―0)韓国

(1月25日 カタール・ドーハ)
 最後の最後に足が止まった。延長後半15分、出場停止の吉田に代わり先発した日本代表DF岩政が、ゴール左で1メートル96のFW金信旭(キムシンウク)に競り負ける。ゴール前を固めたほかの選手がこぼれ球に反応できず、韓国に同点ゴールを許した。最後はPK戦で死闘を制したものの、逃げ切り目前だっただけに課題を残した。

 前半22分、DF今野がMF朴智星を倒しPKを献上し、23分に先制点を奪われた。5試合連続の先発となった今野はこの日が28歳の誕生日。「日韓戦は子供のころから見ていた。勝ってお祝いしたい」。悪夢の立ち上がりとなったが、PK戦の勝利となる最後のキックを決め、サポーターからハッピーバースデーの大合唱で祝福された。センターバックでコンビを組んだ岩政と高い最終ラインを維持し、ペナルティーエリア内でほとんど韓国にシュートを許さなかった。決勝ではより高い集中力が求められる。

  

続きを表示

2011年1月26日のニュース