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永遠のライバルにリベンジなるか…日程は日本に有利

[ 2011年1月23日 17:05 ]

 サッカーのアジア杯で、2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本が25日午後4時25分(日本時間同10時25分)からの準決勝で対戦する相手は、ライバルの韓国に決まった。主将の長谷部(ボルフスブルク)は「韓国とは決勝でやりたかったが、いつかはやらなくてはならない相手」とコメントし、闘志をにじませた。

 ザッケローニ監督は23日の練習を中止し、休養日に充てた。「フリーということでなく、選手の回復のために設定した」と説明。昨年12月27日に大阪で開始した合宿から積み重なった疲労を考慮した。

 日程上は有利な条件で準決勝を迎える。イランとの準々決勝で延長を含めて120分間を戦った韓国は中2日で、一方の日本は中3日となる。

 日本は過去の対戦成績で11勝21分け(PK勝ち2、PK負け1を含む)38敗と大きく負け越している。昨年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会前の対戦では2連敗したが、W杯では両国とも16強入り。10月のソウルでの親善試合は0―0で引き分けた。

 「韓国はイランよりも準々決勝でいいサッカーをしていたと思うし、選手たちの気持ちの強さを感じたので、気持ちで負けないように準備したい」と長谷部。2007年の前回大会では、3位決定戦でPK戦の末に敗れている。伝統の一戦は雪辱の場にもなる。(共同)

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2011年1月23日のニュース