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代表へ配慮…大会日程改革プロジェクト設置へ

[ 2011年1月14日 06:00 ]

 日本サッカー協会は13日、東京都内のJFAハウスで理事会を開き、大会スケジュール改革プロジェクト(仮称)の設置を承認した。代表選手の休養期間を確保するため、国際大会の日程を検証し、国内の日程を改革していく。4、5月をめどに原案をまとめる。

 アジア杯に出場している日本代表の一部は天皇杯との兼ね合いで十分な休養を取れずに参加した。4年後のアジア杯オーストラリア大会も1月開催の可能性があり、現行の国内日程のままでは代表選手へ負担が重い。日本ではオフとなる1月にアジアの公式大会の日程が組み込まれるケースが増え日本代表の過密日程の解消は急務となった。

 プロジェクトのリーダーに就任する田嶋副会長は「タブー抜きで話し合い、意見を出し合っていきたい」と話した。犬飼前会長が提唱したリーグ戦の秋春制移行や、天皇杯の開催時期見直しなども検討される見通しだ。

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2011年1月14日のニュース