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得点王の意地見せるか…前田 シリア戦は「ラストチャンス」

[ 2011年1月13日 10:08 ]

シリア戦を前に調整する日本代表FW前田遼一

アジア杯  日本-シリア

(1月13日
カタール)
 ヨルダン戦は前半で退いただけに、シリア戦は自ら「ラストチャンス」の試合と位置付ける。ワントップに座ることが予想されるFW前田(磐田)はいつも通り口数は少ないが、「モチベーションは上がってきている」と話す顔に意気込みがにじみ出た。

 ヨルダン戦では下がってボールを受けることが多く、守りを固める相手に対して有効な動きができなかった。本人も自覚し「MFとの位置が近かった。タイミングよく動きだせばセンターバックがついてきて、スペースをつくることができる」と改善点を語った。

 史上初の2年連続J1得点王。両足、頭とどこからでもシュートが打て、柔らかいボールタッチや巧みなポストプレーにも定評がある。だが、代表ではまだ8試合で2得点。29歳は「年は食ったけど、代表では何もしていない。結果を残したい」と繰り返してきた。

 負ければ1次リーグ敗退の危機となる大事な一戦。日本を勢いづかせるゴールが、ベテランFWに求められている。(共同)

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2011年1月13日のニュース