川淵名誉会長「ひたむきに」選手の意識改革訴え熱弁！

　日本サッカー協会の川淵名誉会長（７３）が１２日、Ｊ１、２実行委員会に出席し約１時間、熱弁をふるった。

　昨季、大宮の観客数水増し問題が発覚したことなどを踏まえＪリーグの理念の再徹底を唱えた。レベルの低下を危惧しリーグ全体のチーム数を減らそうという声もあるが、地域に根ざしたスポーツクラブの増加を目指す理念に反するとして「東京２３区に１つずつクラブがあってもいいぐらいだ」と反対した。その上で「選手のひたむきさが足りない。すぐに倒れる選手が多く、天皇杯決勝では開始直後にＣＫに歩いていく選手がいた。その間も観客はお金を払ってるんだ」と厳しい口調で選手の意識改革を訴えていた。