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吉田 恩師来るまで負けられない!

[ 2011年1月13日 06:00 ]

日本代表練習で吉田(左)と話すザッケローニ監督

アジア杯 日本-シリア

(1月13日 カタール)
 日本代表のDF吉田麻也(22)が、恩人のために上位進出を誓った。名古屋時代に才能を見いだしてくれたセフ・フェルフォーセン元監督(63)が、25日の準決勝に激励に訪れることが判明。「そこまでにコケたら意味がない。モチベーションになる」と闘志を高め、シリア戦の勝ち点3を至上命題とした。

 フェルフォーセン氏は06年から2年間、名古屋で指揮。若年層の育成に秀でた名将で、吉田にとっては現在の礎をつくってくれた恩人。名古屋時代にはポジショニングやビルドアップを徹底的に叩き込まれた。オランダ移籍後も親交は続いており、海外デビューとなった昨年10月のフローニンゲン戦では、同氏が地元テレビの解説を務めた。12日にはVVVフェンロのアドバイザー就任が発表された。

 吉田は11日の練習後にザッケローニ監督と話し合い、ボランチとの距離感やバランスを確認した。「シリアの12番はヘッドが強くてフィジカルも強い」と要注意人物もインプット。成長した姿をフェルフォーセン氏に見せるため「次こそ無失点」と力を込めた。

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2011年1月13日のニュース