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どうするザック監督 縦横使い堅守崩せるか

[ 2011年1月12日 17:08 ]

アジア杯1次リーグB組 日本―シリア


1月13日 カタール・ドーハ)
 日本は負ければ、1次リーグ敗退の危険性が膨らむ。シリアは初戦を勝った余裕もあり、より守備的な戦いをしてくるだろう。引いた相手をいかに崩すか。1―1で引き分けたヨルダン戦で浮き彫りになった課題を修正できるかが、勝利への鍵となる。

 縦へのスピードと横への揺さぶりを使って攻めたい。ヨルダン戦では手詰まりになると、ボールを後ろに戻すことが多かった。選手が反省に挙げたように、リスクを負っての縦パスも必要だ。どちらかのサイドに相手守備の意識を寄せ、大きなサイドチェンジも有効に活用したい。

 先に失点するのは絶対に避けたい。シリアはヨルダンよりも組織的に戦い、かつ鋭い逆襲がある。先制を許せば、相手は一層ゴール前を固めてくる。

 ヨルダン戦では途中出場した岡崎らが前線で動き回ることで攻撃が活性化された。攻撃の軸となる本田圭と香川の起用法や、先発の陣容を初戦と変えるのか。ザッケローニ監督がどんな修正を加えてくるかも見ものだ。(共同)

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2011年1月12日のニュース