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キーマンは長友「中に入り過ぎると厳しい サイドから崩したい」

[ 2011年1月12日 08:37 ]

シリア戦に向け、バランスボールで調整する長友

アジア杯1次リーグB組 日本―シリア


1月13日 カタール・ドーハ)
 シリアからゴールを奪うため、鍵を握る存在だ。左サイドバックの長友(チェゼーナ)は「中、中に入り過ぎると厳しい。サイドから相手を崩したい」と攻略法の一端を明かした。
 9日のヨルダン戦でも左MFに入った香川(ドルトムント)とのコンビで何度となく、サイドを突破。だが、得点につながるラストパスは出せなかった。
 ヨルダンと同様、シリアも守備重視の戦い方が予想される。攻撃陣から「早いタイミングでクロスを上げてほしいと言われている」というサイド攻撃が突破口になる。
 飽くなき向上心が、背番号5を支えている。昨夏に加入したイタリア1部リーグ(セリエA)で堂々とレギュラーの座を獲得。チームに欠かせない存在になったが、現状には決して満足していない。年が明けたばかりの今月2日には「夢は世界一のサイドバックになること。ことしは重要な年になる」と大きな決意を述べた。
 シリアは2008年11月の国際親善試合で代表初ゴールを決めた相手。「厳しい戦いになると思うが、チーム一つになって勝ちたい」。引き締まった表情で勝利を誓った。

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2011年1月12日のニュース