トットナム　ベッカムの獲得断念…

　イングランド・プレミアリーグのトットナムは９日、期限付き移籍の交渉を進めていた米プロリーグ、ＭＬＳのギャラクシーに所属するＭＦベッカムの獲得を断念したと発表した。元イングランド代表主将の８季ぶりのプレミアリーグ復帰はならなかった。２月上旬まではトットナムで練習する。

　トットナムは３月のＭＬＳ開幕前までの移籍を目指したが、ギャラクシーは２月１０日にクラブに合流することを求めた。トットナムのレドナップ監督は英スカイスポーツに対し、負傷した場合の補償などが移籍の障壁となったと明らかにした。ベッカムは「ＭＬＳのオフの間にいい体調を維持することが重要だ。練習する機会を与えてくれたトットナムに感謝する」とコメントした。（共同）