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ベストの布陣で臨めず…流通経大柏、PKで力尽きる

[ 2011年1月8日 18:44 ]

全国高校サッカー選手権準決勝

(1月8日
東京・国立競技場)
 【流通経大柏2―2(PK2―3)久御山】流通経大柏はPK戦で力尽きた。2度同点に追い付く執念を見せただけに、本田監督は「惜しい試合を落とした」とあと一歩の敗戦を悔やんだ。

 ベストの布陣で臨めなかった。守備陣はJ1新潟に入団するDF増田が前日練習で右足首を負傷し、試合に出られなかった。攻撃陣はJ1名古屋入りするMF吉田が左足小指の骨折を抱え、満身創痍で0―1の前半終盤に途中出場した。

 吉田は後半17分にドリブルで切り込んでパスを出し、杉山の同点ゴールをお膳立て。しかし3大会ぶりの決勝進出に結び付かず「自分の責任でこういう結果になってしまった」と涙顔だった。

 攻守の要にけががなければ、試合展開は違ったかもしれない。指揮官はその思いをのみ込み「『無事これ名馬』の言葉がある。アップに手抜かりはなかったか。コンディションというものを考えなければいけない」と反省した。

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2011年1月8日のニュース