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滝川二 初V王手!PK戦で立正大淞南に辛勝

[ 2011年1月8日 14:44 ]

全国高校サッカー選手権準決勝 滝川二0―0(PK7―6)立正大淞南

(1月8日
東京・国立競技場)
 第89回全国高校サッカー選手権は8日、東京・国立競技場で準決勝が行われ、第2試合は滝川二(兵庫)が0―0で突入した立正大淞南(島根)とのPK戦を7―6で制し、初優勝に王手をかけた。兵庫県勢の決勝進出は1947年の旧制尼崎中(現県尼崎)以来63大会ぶり。10日の決勝で久御山(京都)と対戦する。

 ともに4試合連続ゴール中で、得点王を狙う滝川二の“岡崎2世”FW樋口寛規(3年)と立正大淞南MF加藤大樹(3年)の直接対決として注目された一戦だったが、この日はともに不発。樋口は前半38分に左クロスにヘッドで合わせたが枠外。後半32分にはゴール前で左クロスを受けてワンタッチで相手DFをかわし、左足でシュートを放ったが、GKの好守に阻まれた。加藤は後半間際の42分、スルーパスに抜け出してGKを1対1でかわし、無人のゴールを左足で狙ったが、ボールはわずかに左に外れた。

 ▼滝川二・栫裕保監督の話 後半は決勝進出を意識して硬くなった。PK戦はどちらが勝ってもおかしくない。選手を褒めてやりたい。ここまで来たら(優勝への)欲はある。

 ▼立正大淞南・南健司監督の話 (決勝の)目の前まで来て逃したのは残念だけど、これを一つの新しいスタートにしたい。またこういう場に立てるよう頑張りたい。

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2011年1月8日のニュース