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久々に語った本田…強気な姿勢変わらず「優勝しかない」

[ 2011年1月8日 09:45 ]

アジア杯初戦のヨルダン戦に向け、居残りでフリーキック練習する日本代表MF本田圭佑

アジア杯1次リーグ・ヨルダン戦

(1月9日
カタール・ドーハ)
 サッカーのアジア杯に臨む日本代表が1次リーグ初戦のヨルダン戦を2日後に控えた7日、MF本田圭佑(CSKAモスクワ)は「個人としてもチームとしても目標は一緒。相手がどこだろうと優勝しかない」と引き締まった表情で意気込みを語った。

 昨年末からの国内合宿を通じ、取材に応じたのは今回が初めて。以前は自ら足を止め、積極的に自分の考えを伝えてきたが、昨夏のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会直前からコメントする機会が少なくなった。チーム関係者によると「試合に向けて集中したいから」だという。

 2得点し、16強入りの立役者となったW杯以来の公式大会。自身のコンディションやチームの連係面については「始まってみないと分からない」と慎重だったが「ヨルダンや(第2戦の)シリア相手に自分たちのプレーをやれないようなら、準決勝、決勝ではできない」と強気な姿勢は変わらなかった。

 守備的MFに入る所属クラブとは違い、代表ではトップ下を任されることに喜びを隠さない。「前のポジションでどれだけできるか楽しみな部分がある。攻撃の起点となり、守から攻へのスピードアップが自分の役割だと思う」。自身初のアジア杯の舞台。その目は頂点だけを見据えている。(共同)

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2011年1月8日のニュース