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22年W杯へ早くも暗雲 カタール・メツ監督「重圧に負けた」

[ 2011年1月8日 08:43 ]

<カタール・ウズベキスタン>指示を出すカタールのブルーノ・メツ監督

アジア杯1次リーグ カタール0―2ウズベキスタン

(1月7日
カタール・ドーハ)
 中東初のW杯を開催する栄誉に浴するカタールが冷や水を掛けられるような完敗を喫した。W杯会場にもなるハリファ競技場を埋めた約3万7千人の観衆は、2点目を失った直後から足早に帰途へ。メツ監督は「重圧に負けて本来の姿を見せられなかった。申し訳ない」とばつが悪そうだった。

 前半は五分五分で、39分にブラジル生まれのMFファビオセサルの左足FKがポストをたたいた。だが後半はウズベキスタンに主導権を握られ、中盤での守備が甘くロングシュートで先制を許した。2点目は、左サイドバックがゴール前へ出した横パスを奪われて献上した。

 次は中国との対戦。指揮官は「何が何でも勝たなければ。全てが悪い方向へ転んだので、次は好転するはず」と祈るように話した。(共同)

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2011年1月8日のニュース