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京都に負けた…FC東京 無念のJ2降格

[ 2010年12月4日 15:12 ]

 【FC東京0―2京都】まさかの結末だった。勝てば自力で残留を決められたFC東京は、京都に完敗を喫して屈辱のJ2降格となった。シーズン途中から指揮を執り、立て直しを図った大熊監督は「いろんな意味で結果が出なかった。ぼくの力が足りなかった」と責任を背負った。

 サイドから、中央から何度も攻め込んだが、1点が遠い。前半34分、ドゥトラに先制を許すとチームには焦りが生じた。攻撃のリズムを取り戻せないまま、最後まで厚い壁にはね返され続けた。
 DF今野、GK権田の日本代表に加えて、各年代の代表経験者がスタメンに名を連ねる“エリート集団”。MF米本は「自分たちは大丈夫だろうと思っていた…」と力なく話した。しかし石川など中心選手にけが人が続出して低迷。今野は「J1で勝つというのはそんなに簡単なことではない」と険しい表情だった。
 厳しい現実を受け止め、再び復活に向けた戦いがこれから始まる。エースの平山は「絶対に1年でJ1に戻れるように頑張る」と力を込めた。

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2010年12月4日のニュース