×

G大阪、4失点完敗に大ブーイング

[ 2010年10月30日 20:11 ]

 【G大阪2―4神戸】サポーターの強烈なブーイングが響いた。G大阪が2度のリードを守れずに4失点で逆転負け。首位名古屋との勝ち点差は11に広がった。「非常にショッキング。今シーズンで一番よくないゲームだった」。西野監督の言葉がむなしく響いた。

 先制は理想的だった。前半22分、前線に重圧をかけて遠藤がボールをカットすると平井につないで、最後は宇佐美。同点の41分にはセットプレーから李根鎬が決めた。「リードして折り返したし、前半は悪くなかった」と遠藤。だが、舞台は後半に暗転する。
 後半2分に追い付かれると、J1残留に意気込む神戸の気迫にのみ込まれていく。指揮官は「前に出てくる力に圧倒された」。12分にカウンターで勝ち越し点を許したのは象徴的だった。
 優勝戦線に踏みとどまるには勝ち点3が必要だった。橋本は「完全に捨てることはない」と強気な姿勢を崩さなかった。1点も上積みすることができずに、極めて厳しい状況に置かれたのは間違いない。

続きを表示

2010年10月30日のニュース