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国体少年男子は東京が5度目V

[ 2010年9月30日 17:17 ]

少年男子決勝 大阪を破って5度目の優勝を果たし、喜ぶ東京イレブン

 第65回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」(千葉国体)第6日は30日、千葉県各地で行われ、サッカー少年男子は決勝で東京(東京選抜)が大阪(大阪選抜)に2―0で快勝し、5度目の優勝を果たした。サッカー女子は千葉(千葉選抜)が、なでしこリーグ千葉の安田、深沢のハットトリックで、2連覇を狙った岡山(吉備国際大)を6―0と圧倒して初優勝。

 Jリーグのユース選手を中心に組まれた2チームがサッカーの少年男子決勝でぶつかった。FC東京と東京Vが主体の東京に、C大阪とG大阪を主力とする大阪。堅実な守備が際立った東京が大阪を破り、全4試合を無失点で切り抜けて頂点に立った。
 有望選手がそろった東京だが、チームは急造。勝利をもたらしたのは川島監督が徹底させた「リスクを負わない守備」だった。前半の立ち上がりから大阪のU―16(16歳以下)日本代表のFW南野らに攻め込まれたが、何度もボールを大きくクリアした。
 後半には「1点勝負になると思った」というGK馬場のファインセーブもあった。最後まで大阪にゴールを割らせず、前後半に1点ずつ挙げた点を守った。
 選抜チームを率いた川島監督は「最初はかみ合わないところもあった」と振り返る。選手には「いろんなところから注目される。恥ずかしいことはできない」と語りかけたという。戦いを重ね、堅守のチームが完成した。

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2010年9月30日のニュース