岡崎　精彩欠きシュート０…清水、首位陥落　

＜清水・磐田＞後半、左ＦＷにポジションを変え、駒野とマッチアップする清水・岡崎

　【清水０―０磐田】清水の日本代表ＦＷ岡崎慎司（２４）は見せ場なく、５月１５日のＦＣ東京戦に続きリーグ戦２試合連続シュートゼロに終わった。３トップの右ＦＷで先発したが、全体のバランスが悪く後半は左にポジションチェンジ。駒野とマッチアップする場面が増え、２２分には自陣での１対１に競り勝ってピンチを切り抜けたが、前半同様に守備に追われた。

　デンマーク戦でＷ杯初得点も「先発落ちは悔しかった」。４戦すべて途中出場だった無念をＪで晴らそうと意欲を見せていたが「肉体的な疲れはないと思っていたが、やはり疲れてたのか…。思い通りいかなかった」。Ｗ杯期間中は控え組の練習でＭＦ中村らとシュート練習を繰り返し「練習で入らないものは試合で入らない」と意識を高めただけに、この結果は悔しかった。チームはリーグ戦３戦勝利なしで、４月２４日の大宮戦以来キープしていた首位の座から６節ぶり陥落。エースの復調が待たれる。