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警告10枚 オランダ執念が空回り「醜態さらしタイトル逃した」

[ 2010年7月12日 10:34 ]

オランダ―スペイン 延長後半、ラフプレーによる2回目の警告で退場となったオランダのハイティンハ(3)

 【W杯決勝・オランダ0-1スペイン】オランダは勝利にかける執念が空回りしてしまい“自滅”。初の世界一を逃した。

 イエローカード10枚、相手に与えたフリーキックは35。執ように主審へ詰め寄って、不用意なイエローカードを受ける場面も。AP通信は「オランダは醜態をさらしタイトルを逃した」と伝えた。

 延長後半4分には、スペインの猛攻に耐えきれずハイディンガが2枚目の警告で退場処分を受けた。同10分にはコーナーキックかと思われたシーンが、ゴールキックと判定された。その直後の同11分、パスをつながれるとハイディンガが抜けたスペースをイニエスタに巧みに突かれて決勝点を奪われた。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、ファンボメルはすぐさま主審に詰め寄り猛抗議。スナイダーやロッベンもこれに加わり怒りをあらわにした。一方、カイトは「主審はスペインに有利だったかもしれないが、誰を責めることもできない」とコメント。エリアも「イエローカードをあれだけもらったんだから、当然だよ」と冷静に受け止めていた。

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2010年7月12日のニュース