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宙を舞ったスペイン指揮官「遺産に敬意を払いたい」

[ 2010年7月12日 09:43 ]

初優勝して選手らに胴上げされるスペインのデルボスケ監督

 試合後、選手から胴上げをされ、宙を舞ったスペインのデルボスケ監督は穏やかな表情で記者会見に臨み、喜びを述べた。

 ―今の気持ちは。
 「素晴らしい選手たちを持った。わたしにとって幸せな一日になった」
 ―試合を振り返って。
 「まずはオランダをたたえたい。難しい試合だった。その中でわれわれはピッチを支配できたと思う」
 ―激しい、ラフな試合になったが。
 「それもサッカーの一部。決勝でともに攻撃的なサッカーをし、お互いにプレッシャーをかけていた」
 ―PKの得意なビリャを下げたが、PK戦は考えなかったのか。
 「もちろん考えた。準備もしていた。ただ、オランダDFの裏にスペースが空いていたので、そこを交代選手で埋めようと思った」
 ―2008年欧州選手権の優勝が今大会につながっているのか。
 「今回の優勝は08年に成し遂げたことからきている。継続的な流れがあり、当時の選手もいる。よい遺産があり、その遺産に敬意を払いたい」

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2010年7月12日のニュース