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平山以外はアピール不足 大多数は今回限りか

[ 2010年1月7日 08:31 ]

 【日本3-2イエメン】ハットトリックした平山以外、特別なアピールをできた選手はいなかった。中盤の金崎や乾は何度か光るプレーを見せたが、MF陣は代表内で最も充実しているポジションだ。手薄なセンターバックに入った吉田や菊地は序盤にもたつき、守備陣を統率できなかった。

 菊地は「立ち上がりが悪すぎた。まだまだ代表レベルではない」と振り返った。急造チームで連係不足は責められないが、イエメンの出足の鋭さに後手に回った試合運びには反省が残る。逆転勝利し、槙野は「日本の底力と誇りを見せられた」と強調したが、大多数の選手は今回限りの招集となりそうだ。
 試合前日に岡田監督は「フル代表は非常に意識のレベルが高い。今の時点で、そこを追い抜いていると思える選手はいない」と話し、試合後も「その印象は変わらない」と口にした。(共同)

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2010年1月7日のニュース