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大分 つなぎ融資で資金確保、当面の危機回避

[ 2009年12月24日 17:40 ]

 Jリーグに求めた2億5000万円の追加融資を保留されている来季J2大分は24日、大分県内の金融機関3行に申請した同額のつなぎ融資が認められたと発表した。来年1月末までの資金を確保し、当面の経営危機を回避した。

 24日に1億5千万円、28日に1億円が入金される予定で人件費や業者への支払いに充てる。青野浩志経営企画部長(代表取締役代行)は「これで今月と来月は乗り切れる。支えていただき、お礼を言いたい」と話した。
 今後は追加融資の条件である新社長選出と運営費の9億円規模への削減を急ぎ、来年1月のJリーグ理事会での承認を目指す。つなぎ融資の返済期限が1月末のため、融資が凍結された場合は再び経営危機に陥る。

 ▼大分県・広瀬勝貞知事の話 地元の金融機関には感謝したい。いずれにしても、Jリーグから求められている大分トリニータ再建のための条件を早くクリアして、追加融資を受けることができるよう全力で努力したい。

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2009年12月24日のニュース