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森本、右足首痛め代表辞退へ…憲剛も

[ 2009年11月9日 06:00 ]

7日のナポリ戦ではフル出場した森本貴幸(左)

 岡田ジャパンに負傷離脱者が相次いだ。川崎Fは8日、MF中村憲剛(29)が右内転筋筋挫傷で全治2週間と診断され、日本代表の南アフリカ・香港遠征を辞退すると発表した。

 千葉戦に先発した中村は前半38分にシュートを放った際、ナビスコ杯決勝時から違和感を抱えていた右太腿の内側を痛めた。その後も痛みを押してプレーを続行したが、右足がつって動けなくなり後半ロスタイムに交代した。試合後に診察した高木ドクターが日本代表の清水ドクターに連絡を取り、代表を外れることが決まった。

 さらにカターニアのFW森本貴幸(21)も南アフリカ遠征メンバーから外れる可能性が高まった。7日のナポリ戦後に右足首に痛みを訴えて診察を受け、全治約10日と診断された。報告を受けた日本代表の岡田監督は8日に「アキレス腱が良くないと聞いている。抜ける可能性が高い」と話した。今回の遠征は国内組と欧州組との連係を深める数少ない機会。岡田監督は鹿島のFW興梠慎三(23)を追加招集することを明らかにしたが、チームづくりに与える影響も大きく緊急事態と言える。

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2009年11月9日のニュース