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鹿島にお手上げ…山形J史上初のシュート0

[ 2009年11月9日 06:00 ]

<鹿島・山形>鹿島MF中田浩二(左)のチャージにバランスを崩す山形FW古橋達弥

 【山形0―2鹿島】山形がJリーグ史上初となるシュート0本を記録した。2位の鹿島相手に得点はおろかチャンスすらつくることができなかった。鹿島のGK曽ケ端は「シュートを打たれた記憶がない。きょうは仕事が少なかった。試合中寒かった?きょうは暖かかったから大丈夫です」と振り返るほどだった。

 鹿島の速いプレッシャーに全くボールをキープできなかった。小林監督は「前線から中盤のプレスが速くて、そこをうまく回しながら回避することができなかった。厳しい試合になってしまった」と脱帽。石川も「戦術とかじゃなくて、個々の能力、チーム力の差が大きい」と厳しい表情だった。シュート1本はJ1で過去に6回あるが、0本は史上初の屈辱。今季10得点を記録している長谷川も「自分たちの力のなさを感じる。相手のスキを突ければよかったけど…」と唇をかんだ。

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2009年11月9日のニュース