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米本が先制弾!平山ヘッド!FC東京が2度目の優勝

[ 2009年11月3日 14:18 ]

FC東京―川崎 前半22分、ゴールを決めて喜ぶFC東京・米本

18歳米本、先制弾でMVP!賞金150万円は…

頭で決めた!平山、貴重な追加点

関塚監督「弱点が出た」川崎、またもタイトル逃す

日本代表GK、18歳の無回転シュート防げず

鬼武チェアマン 川崎Fイレブンに“怒”

 サッカーJリーグのヤマザキナビスコ・カップ決勝は3日、東京・国立競技場で4万4308人の観衆を集めて行われ、FC東京が2―0で川崎フロンターレに快勝、2004年以来5年ぶり2度目の優勝を果たし、賞金1億円を獲得した。
 FC東京は前半22分にMF米本が先制ゴール。右足からの無回転シュートで日本代表GK川島の“壁”をぶち破った。
 後半に入って押され気味だった東京FCだが、14分にカウンターからMF鈴木のクロスにFW平山が頭で合わせて貴重な追加点。その後は川崎Fの猛攻が続いたが、GK権田がファインセーブを連発するなど懸命の守備でリードを守り切った。
 ニューヒーロー賞に選ばれた18歳の米本が、最優秀選手にも輝いた。両賞を同時に獲得したのは、大会史上3人目。
 川崎Fは00、07年に続く3度目の決勝も“悲願”の達成はならなかった。

 ▼城福浩・FC東京監督の話 まさに全員で勝ち取った優勝。けが人とか、選手層を考えると川崎に分があると言われてきたが、自分たちは腰を引かず、真っ向から戦って勝った。自信になる。

 ▼川崎・関塚監督 こういう大舞台でタイトルに届かず、残念。サポーターに申し訳ない。先制されて、うちの弱点が出た。シンプルにボールをつなげばいいのに、強引な形が増えた。

 ▼鬼武健二・Jリーグチェアマンの話 ニューヒーロー賞にもなった米本は、それに値する活躍だった。GK(権田)も素晴らしかった。MVPは迷った。川崎はスペースをもらえなかった。

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2009年11月3日のニュース