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山形崩せず足踏み…鹿島、首位陥落

[ 2009年4月25日 19:11 ]

 【鹿島1-1山形】2戦連続の引き分け。今季J1に昇格した山形との初対戦で、王者の貫禄を示すことはできなかった。鹿島が首位の座から陥落した。

 前半25分、興梠が得たPKをマルキーニョスが落ち着いて決めて先制。だが、その後は山形の術中にはまり、攻撃は空回りを続けた。

 ゴール前を固める相手に対し、ボールは回せるものの決定打が出ない。青木は「守備ラインと(後ろから)2列目がしっかりとしていた。ボランチ(の自分)はフリーでボールを持てるが、そこから先が堅かった」。やりたかったサイド攻撃も相手にやられ、後半7分に追いつかれた。

 22日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)から中2日。オリベイラ監督は「肉体的な影響はなかったと思う」と疲労は否定した。ただ、この後もリーグ戦、ACLと短い間隔で試合が続く。シーズン序盤の踏ん張りどころだ。

 「このままずるずるいかないようにしたい」と青木。足踏みを続けた2試合から気持ちを切り替えられるかも、立て直しの鍵になる。

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2009年4月25日のニュース