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鹿島 悪条件下連覇へ貴重な敵地初白星

[ 2009年4月7日 23:02 ]

 【ACL 鹿島4-1アームド・フォース】東南アジア特有の高温多湿の気候と、慣れない人工芝のピッチ。アウェーの過酷な条件に苦しみながらも、鹿島が貴重な勝ち点3を手にした。

 総合力を見れば鹿島が大きく上回るが、韓国で水原に1―4の大敗を喫したように海外での戦いは何が起こるか分からない。この日も、前半に本山の右足ボレーで先制した直後、FKからあっさり同点に追いつかれ、ピッチには緊張が走った。

 だが、選手は落ち着いていた。前半終盤に相手のCKをクリアすると、そこから得意の速攻。最後は内田が冷静に右足でネットを揺らして勝ち越した。後半には18歳の大迫が頭でACL2戦連発のゴール。GK曽ケ端はPKを防ぎ相手の追い上げムードを断ち切った。

 「普通にやればうちのチームは強い」と内田が話していたように、局面での冷静なプレーが光った。アジア制覇を目指す鹿島にとって、チームを軌道に乗せる意味あるアウェー初白星だった。(共同)

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2009年4月7日のニュース