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ピクシー「いい結果」も…不満の引き分け

[ 2009年4月7日 21:29 ]

 【ACL 名古屋1-1ニューカッスル】名古屋はホームで不満の残る引き分けに終わった。序盤で相手に先制を許し、何とか追いつく展開。ストイコビッチ監督は「いい結果だと思う。前半は苦しんだが、後半は自分たちのペースだった」と淡々と話した。

 前半はトラップミスやパスミスを連発して、思うように攻撃を組み立てられなかった。そこを突かれた。9分にはドリブルで切り込まれ、相手のシュートをGK楢崎が必死に防ぎ、ポストに当たったこぼれ球をエルリッチに押し込まれた。マークもしっかり付いておらず、守備も不安定だった。指揮官も「自分たち自身で問題をつくっている」とハーフタイムに苦言を呈した。
 巻き返しを図り、後半に玉田を投入。それまで流れの悪かった前線の動きが活性化した。持ち味のサイド攻撃が機能し始め、チャンスも増えた。後半20分にはゴール正面右寄りの位置で得たFKを、玉田が左足で壁を越し、ゴール右に直接けり込んで同点とした。
 勝ち点1は得たが「前半は相手がいいというより、自分たちが悪かった」と玉田。鮮やかなゴールを決めたが「勝てなかったのが残念」と、歯切れが悪かった。

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2009年4月7日のニュース