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フィンケ監督“未勝利3トップ”で大バクチ

[ 2009年3月21日 06:00 ]

練習で軽快な動きを見せる(左から)高原直泰、細貝萌、田中達也

 浦和のフィンケ監督が21日の磐田戦に“未勝利布陣”で臨むことを決めた。左MFでの先発が有力視されていた17歳の原口が18日夜から風邪をひき、非公開で行われた19日の練習を途中離脱していたことが判明。腹痛や吐き気などの症状が治まり、20日から全体練習に合流したが、先発回避は決定的な状況となった。

 この日の紅白戦では高原、エジミウソン、田中達のFW登録3選手を併用する3トップ気味の布陣を今季初めてテスト。この3人は昨季公式戦で2度だけ同時先発したが、それぞれ川崎F、神戸に敗れており連係に不安を残す。指揮官は「(ポンテを含めた)攻撃の4人が流動的にポジションを変えることが大切」と前向きだったが、田中達は「そんなに違和感はないけど、自分は下がって守備をやらないといけないと思う」とプレーエリアの微調整を余儀なくされていた。

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2009年3月21日のニュース