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大分 堅守も課題の得点力不足を露呈

[ 2009年3月21日 20:15 ]

 【大分0-0新潟】持ち味の堅守は見せた。だが、同時に昨季からの課題である得点力不足も露呈した。ホームで無得点で引き分けた大分のシャムスカ監督は「勝利が欲しかった。チャンスを生かせなかった」と残念そうだった。

 前半からサイドを起点にカウンター攻撃を仕掛けたが、クロスの精度を欠き、決定機をつくれなかった。後半はウェズレイ、高松の2トップが負傷。交代した選手と息が合わず、ゴールがさらに遠のいた。左サイドのMF鈴木は「途中から入ってきた選手を生かせなかった」と反省した。

 昨季は堅守を武器にリーグ4位。今季は「それ以上の結果を」とイレブンは口をそろえる。だが、それには攻撃陣の改善が必要だ。原靖強化部長は「守備は昨季のようにできている。新しいメンバーが入ったときにどう攻撃を構築するか」と連係を課題に挙げた。

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2009年3月21日のニュース