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Jにも15秒ルール?遅延行為許しません

[ 2009年2月24日 06:00 ]

 日本協会の審判委員会は16日、09年のJリーグの判定基準などの説明会を開催した。昨年の退場者数はJ1で前年比約25%減少し、全体の反則も減っているが、遅延行為による警告は07年の88から97に増えている。これに伴い、90分間での実際のプレー時間を示す「アクチュアルプレーイングタイム」は2年連続で短くなり、J1で54・2分まで落ち込んだ。

 小幡チーフレフェリーインストラクターは「GKの遅延行為などについてはしっかり取り組んでいく」と説明。プロ野球では試合時間を短縮するため、投球間隔の15秒ルールを採用したが、Jリーグも円滑に試合を進めるために遅延行為に目を光らせる。松崎審判委員長は「日本は飲水(による中断時間)が多い。スペインはアクチュアルプレーイングタイムが60分を超えているので、日本も60分くらいを目指したい」と語った。

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2009年2月24日のニュース