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【J1戦力分析】神戸 統率力に磨き…宮本がACL導く

[ 2009年2月24日 07:06 ]

合流直後に早くもキャプテンに任命されたDF宮本恒靖

 昨季までの2トップ、大久保とレアンドロがそろって移籍したが、そんな不安を吹き飛ばす補強に成功した。まずはブラジル国内でも評価の高いFWマルセウとMFアラン・バイーア。マルセウは高さとスピードを兼ね備えたストライカーで、得点能力とともにアシストも多い。既にグアムキャンプ中にチームにフィットし、ゴールを量産している。また、ボランチを務めるバイーアは小柄ながら豊富な運動量と攻撃力を兼ね備える。この2人にケガのため開幕は微妙な我那覇が加われば、前線は強力なものとなるはずだ。

 そして、今季最大の目玉がDF宮本の加入だ。ザルツブルクで出場機会を失っていた中、1月中旬に電撃移籍。合流直後に早くもキャプテンに任命された。持ち前の統率力に磨きがかかり「(ザルツブルクへ)行く前よりもうまくなっている。4バックも問題ない」と成長も実感している。10年のACL出場を中期目標に掲げてきたクラブにとって今年は勝負の年。チームに欠けていたリーダーシップあるベテランを加え、目標を達成できるだけの陣容が整った。

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2009年2月24日のニュース