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【J1戦力分析】新潟 弟子・大島加入で“チェンジ”

[ 2009年2月24日 07:07 ]

豊富な経験、決定力が期待されるFW大島秀夫

 今季のスローガンは「チェンジ」「チャレンジ」「コミュニケーション」の「3C」。就任4年目の鈴木監督も、その方針通りに“変化”を見せている。4―4―2が基本陣形となるが、新オプションとして4―3―3をテスト中。コンバートなど積極的な改革にも乗り出している。

 背景にはFW陣の充実がある。昨季はリーグワーストの32得点と低迷。得点力アップのため、オフに大島、ペドロ・ジュニオール、チョ・ヨンチョルらを獲得した。中でも大島は鈴木監督自らラブコールを送り、J2山形時代の師弟関係が復活。新システムへのチャレンジも、ポストプレーに優れ、ゴール前での高い決定力を持つ大島の存在があるからこそだ。「実績もあるし、必ずやチームの大きな力になる」。指揮官の信頼は厚い。

 2月15日の流通経大との練習試合。大島は30分間でハットトリックを決め、周囲との連係も日々進化している。開幕戦は矢野との日本人2トップが有力。そこにペドロ、チョ・ヨンチョルをどう組み合わせるか。指揮官の“打つ手”が増えた今季、最終成績が昨季13位から一気に“チェンジ”する可能性も十分だ。

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2009年2月24日のニュース