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あのエメルソンがカタールでも“お騒がせ”

[ 2008年7月31日 21:00 ]

 かつてJ1浦和で活躍したブラジル出身のFWエメルソンが、カタールの国籍を取得して2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア3次予選に出場したことが波紋を呼んでいる。

 エメルソンは3月に行われた同予選1組のイラク戦でプレーし、2―0の勝利に貢献。カタールは勝ち点10で同組2位となり最終予選に進出したが、勝ち点7の3位で敗退したイラクが異議を唱えた。
 国際サッカー連盟(FIFA)規約によると、各年代別の代表試合に出場経験があれば原則的に代表チームを変更できない。イラクはこのほど、エメルソンが1999年の20歳以下南米選手権にブラジル代表として出場した事実を把握。FIFAに対してカタール戦の不戦勝と、その結果による最終予選進出を求めた。(共同)

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2008年7月31日のニュース