監督に恩返しを…内田５戦ぶり先発へ

岡田監督（左）が見守る中、ミニゲームでボールをキープする内田（右）

　日本代表ＤＦ内田が７日のオマーン戦で、２月２３日の韓国戦以来５試合ぶりに先発する可能性が出てきた。２日のオマーン戦で右足首を痛めた長友は３日も足を引きずり、「やれる？向こうに行ってみないと分からない」と出場が微妙な状況。欠場となれば駒野が長友の左に回り、内田が右サイドバックで起用される可能性が高い。

　内田は右第３腰つい横突起骨折の影響で、５月末のキリン杯と２日のオマーン戦はスタンドで観戦。だが、ホテルでもトレーナーの指導で懸命にリハビリに努め、一時は減っていた右腰の筋肉量もかなり回復した。「代表はリハビリではなく、調子のいい選手がいるところだと思っていた。岡田監督がいさせてくれた。足を引っ張りたくない」。自身をＡ代表に引き上げてくれた指揮官へ恩返しをする覚悟だ。