三都主前半戦絶望…腱切れていた

アジア王者の浦和と、岡田ジャパンに衝撃が走った。浦和のMF三都主アレサンドロ(30)が左足付け根痛を再発させ、全治3カ月以上であることが4日、判明した。MRI(磁気共鳴画像装置)検査の結果、腱断裂が発覚。ザルツブルク時代の昨年11月に負傷した際と同じ症状で、W杯アジア3次予選をはじめ、今季前半戦の出場が絶望的となった。
MRI検査の結果は最悪だった。三都主は「はっきり腱が切れていた。自分でも信じられない。ザルツブルクの時に続いて2回目なので時間がかかりそう。3カ月ぐらいと思う」。左足付け根痛の再発。憔悴(しょうすい)した表情が事態の重さを物語った。岡田ジャパン復帰はおろか、今季前半戦は絶望的となった。
悲劇は1日、完全非公開で行われたJ2愛媛との練習試合で起きた。左MFで先発したものの「ショートコーナーを蹴った時にピリッときた」。2日のレッズ・フェスタや3日の激励パーティーに配慮し、極秘に検査を受けて公表を控えた。だが、強力補強で今季を迎え、ここまで順調だった浦和で初の離脱者となり「開幕に出られないのは初。精神的に厳しいです」と言った。
衝撃は浦和だけにとどまらない。日本代表の岡田監督も、三都主の復帰を心待ちにしていた。1月の指宿合宿参加を打診しながら患部の状態が悪く、今後のW杯予選を考慮して招集を見送った。だが、東アジア選手権では本来は右サイドの加地が左サイドを務めるなど苦しい台所事情を露呈。FKの精度も高く、ジーコ政権では最多の17アシストを誇った三都主の復帰が待望されていた。
今後、三都主には長いリハビリが待つ。最初に痛めたのはザルツブルク時代の昨年11月24日、ケルンテン戦。当時は全治3週間の診断だったが、ボールを蹴るたびに患部に負担がかかり、再発を繰り返してきた。「今はサッカーを考えられない。早く治したい」と三都主。08年前半戦、浦和と岡田ジャパンが貴重なレフティーを欠くことになった。
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