じっくり作る!重曹なしで作る栗の渋皮煮
栗の硬い皮(鬼皮)のみをむき、渋皮を残して作ります。今回は重曹を使わない渋皮煮のレシピをご紹介します。時間と手間をかけた分しっとり甘く感動するおいしさが人気♪生の栗が手に入ったらぜひ一度お試しいただきたい一品です。
材料 (作りやすい分量)
栗 ... 300g
水 ... 300cc
砂糖 ... 170g
手順
1. 耐熱容器に栗を入れ、熱湯(分量外:栗がかぶるくらいの量)を注ぐ。そのままやわらかくなるまで30分ひたして水気を切る。
2. ザラザラとした部分に切り込みを入れ、切り口から栗の頂点に向かって鬼皮をはがすようにむく。鬼皮を剥いた栗から都度水に浸し、全ての鬼皮がむけたら水気を切る。
ポイント: 鬼皮は表面のかたい皮の部分です。
3. 鍋に栗、水(分量外:栗がかぶるくらいの量)を注ぎ、中火で熱する。煮立ったら弱火にし、10分ゆでて水気を切る。水がにごらなくなるまで数回繰り返す。火から下ろし、ゆで汁に水(分量外:適量)を静かに加えて触れる程度の温度にする。栗を傷つけないようにそっと渋皮の筋を取り除き、水気を切る。
ポイント: 渋皮は表面の鬼皮をむいた後に出てくる薄い皮の部分です。
4. 鍋に3の栗を戻し入れ、水、半量の砂糖を加えて中火で熱する。
ポイント: 砂糖は2度に分けて入れます。全量で下処理が終わった後の栗の重量の60%の砂糖を使いましょう。
5. 煮立ったら落としぶたをし、弱火で10分ほど煮る。残りの砂糖を加え、ときどき水を足しながら弱火で20分煮て一晩おく。